不本見山
不本見山は東阪地区にある茶碗を伏せたようなかたちをした山です。不本見山は一夜にして生まれたと伝えられており、神の宿る山として信仰されていました。
御祭神
不本見神社は文武天皇の時代に役行者によって創建されました。不本見神社の御祭神ももともとは修験道の本尊である蔵王権現でした。しかし明治の廃仏毀釈運動を受け、竜田神社から天神柱命(あめのみはしらのみこと)、国神柱命(くにのみはしらのみこと)を勧請しお祀りしました。二柱はともに風の神様です。
春祭
春のお祭りでは地域の人々により餅まきが行われます。空から大量の餅が降り注ぐさまは壮観の一言です。
ヤーホ相撲
不本見神社では、秋祭りの宵宮の夜に「ヤーホ相撲(ヤホー相撲)」という子どもたちによる相撲が奉納されます。昔神社の境内で子どもたちが相撲に興じていたところ、「ヤーホ」という掛け声がどこからもともなく聞こえたことから、氏神様に子どもたちの相撲を奉納するようになりました。
不本見神社層塔
鎌倉時代前半と推定される層塔があります(村有形文化財一号)
連絡先 |
0721-26-7128(千早赤阪村観光産業振興課) |
住所 |
大阪府南河内郡千早赤阪村東阪 |
アクセス |
近鉄長野線「富田林」駅下車、金剛バス「東阪」下車、徒歩20分 |
駐車場 |
なし(山道を車で5分ほど進むと駐車できるスペースがあります) |