きんぷじんじゃ

金峰神社

吉年
金峰神社社殿
概要
吉年地区北端の高塚山には、楠木氏の城塞であった高塚山塞址があったと伝えられています。その山頂にあるのが金峰神社です。今は木々に覆われていますが、当時は木がなく360°見渡せたようです。金峰神社はもともと麓にありましたが、墓地を作った際に山頂に遷座しました。
御祭神
かつて金峰神社の大宮には修験道の本尊である蔵王権現が祀られていました(蔵王権現は奈良県吉野の金峯山寺の本尊であり、金峰神社の名称もそこに由来するものかもしれません)。しかし明治時代の廃仏毀釈運動により、以後は蔵王権現と同一視されていた安閑天皇(勾大兄皇子・広国押建金日命・広国押武金日天皇)を御祭神としてお祀りしています。小宮には歓喜天・熊野権現・菅原道真公が祀られています。
神事
金峰神社では1月に元日祭、4月に例祭、7月に夏祭り、10月に月見祭と秋の大祭、12月には火焚祭(ほたきさい)が行われています。火焚祭とは火を鎮める神事で、吉年地区では戦後すぐに火事があり、以後火焚祭が行われるようになりました。
連絡先 0721-21-7557(道の駅ちはやあかさか)
住所 千早赤阪村大字吉年159
アクセス 近鉄長野線「富田林」駅乗り換え、金剛バス「海洋センター前」下車、徒歩15分
駐車場 B&G海洋センター駐車場をご利用ください