たけみくまりじんじゃ

建水分神社

水分
大鳥居と狛犬(石造府内最大級)
概要
創建は崇神天皇5年(西暦前92年)と言われる古社で、「延喜式」や「日本三代実録」にも記録が見えます。 元は水越川河畔にあったと言われていますが、後醍醐天皇の勅を受けた楠木正成公によって現在の地に遷されました。
御祭神
主祭神として中殿には天之御中主神、左殿には天水分神・罔象女神、右殿には国水分神・瀬織津媛神が祀られています。
水分造
本殿は三殿からなり、水分造と称されます。中殿は春日造、左右両殿は流造であり、それぞれが渡り廊下で連結されるという全国でも他に例のない様式です。 本殿は明治33年には国宝に指定され、戦後には重要文化財の指定を受けています。
南木神社
摂社の南木神社(なぎじんじゃ)は楠木正成公を祀る最も古い神社です。 楠公戦死の報に後醍醐天皇は大変悲しまれ、その忠節を偲び手づから刻まれた木像が御神体として祀られています。
秋祭(だんじり)
秋祭では、神輿とともに20台近くの地車(だんじり)が宮入りし、その風景は河内随一と謳われます。
連絡先 0721-72-0534
住所 大阪府南河内郡千早赤阪村水分357
アクセス 近鉄長野線「富田林」駅乗り換え、金剛バス「水分神社口」下車
駐車場 無料
HP http://www.takemikumari.com/