こんごうさんてんぽうりんじ

金剛山転法輪寺

金剛山
金剛山転法輪寺
歴史
665年、役行者が一言主大神を鎮守とし法起大菩薩を祀る一乗山金剛山寺を建立したことが転法輪寺の起源とされています。修験道七高山の一つに数えられ、全国の山伏行者の修行場として大いに栄えました。しかし明治時代には廃仏毀釈運動により葛木神社のみが残され、転法輪寺は廃寺とされました。戦後になってようやく真言宗醍醐派に属する葛城修験道第本剤として転法輪寺は再興されました。本堂は現在葛木神社がある場所にありましたが、1961年現在の場所に落慶し再建されました。
御本尊
転法輪寺の御本尊である法起大菩薩は金剛山にしかいらっしゃいません。顔には5つの眼。腕は6本。憤怒の形相をされており、手には鍬や鋤などを持っておられます。仏像の多くは中国やインドから来られた仏様ですが、法起大菩薩は日本で生まれた仏様です。その意味でも非常に珍しい仏様です。
年中行事
5月5日には「子供祭り」、7月7日には「れんげ大祭」、10月第2日曜日には「秋祭り」が開催されます。
連絡先 0721-74-0873
住所 奈良県御所市大字高天472
アクセス 南海高野線「河内長野」駅乗り換え、南海バス「金剛登山口」下車
近鉄長野線「富田林」駅乗り換え、金剛バス「金剛登山口」下車
駐車場 なし
HP https://www.katsuragi-syugen.or.jp/