なんこううぶゆのいど

楠公産湯の井戸

水分
概要
楠公誕生地のほど近くに、楠木正成公ゆかりの井戸があります。現在でもこの井戸からは水が湧き出ていますが、正成公誕生の際この井戸の湧き水を沸かして産湯として使用されたと伝わっています。太平記には、正成公は赤坂村水分山ノ井で生まれたと記載されていますが、産湯一帯の地は今でも山ノ井と呼ばれています。
正成公誕生
正成公の母は懐妊を祈願して信貴山朝護孫子寺に百日参詣して正成公を授かったと伝えられています。朝護孫子寺の本尊は毘沙門天。正成公の幼名は多聞丸といいますが、これは毘沙門天の異名である多聞天に由来します。今は廃校となりましたが、千早地区にあった小学校は多聞小学校という名でした。
立入禁止
現在は台風の影響により倒壊の危険性があるため立入禁止となっています。
連絡先 0721-72-1588(楠公史跡保存会)
住所 大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分
アクセス 近鉄長野線「富田林」駅乗り換え、金剛バス「楠公誕生地」下車、徒歩3分
駐車場 道の駅駐車場をご利用ください